2021-05-13 第204回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
以前、私が何度も言及してまいりました国際商品市況、CRB指数というのがございますけれども、気が付いてみたら、何と五年前の高値、二〇三高地などと言われていましたけれども、その二〇三高地突破して上がっているんですね。二〇七か八ぐらいでしょうか、直近の数字が。 先ほども御議論がありましたけれども、アメリカではインフレ懸念、CPIショックが出ていると。
以前、私が何度も言及してまいりました国際商品市況、CRB指数というのがございますけれども、気が付いてみたら、何と五年前の高値、二〇三高地などと言われていましたけれども、その二〇三高地突破して上がっているんですね。二〇七か八ぐらいでしょうか、直近の数字が。 先ほども御議論がありましたけれども、アメリカではインフレ懸念、CPIショックが出ていると。
○渡辺喜美君 お手元にいつもお配りしているCRB指数、国際商品市況の数値が書いてありますが、リーマン・ショックのときもこの数値は二〇〇以上あったんですね。ところが、今大臣御指摘のように、原油の五月先物などはマイナスが付いちゃった。というわけで、CRBは直近一二四ぐらいですか、という具合。 まさに世界経済はデフレに突入をしている。
原油価格は二十六ドル台、この前も申し上げたCRB指数、国際商品市況は一三〇ぐらいまで落ちてきている。 こういう状況を見ると、これもう既に不安の連鎖反応が起きているんじゃないんですかと。キャッシュ化にみんな走ると。早い話が、アメリカの富裕層が銀行行ってドルの現金で預金を下ろすというのは、日本語で言ったら取付けですよ。英語で言ったらシステミックリスクというやつでありますが、そういう懸念はないですか。
○渡辺喜美君 お手元にCRB指数のグラフを配ってあるかと思うんですね。リーマン・ショックというのは、御案内のように二〇〇八年のたしか九月十五日に起きております。その後、麻生内閣が誕生するわけでありますが、この頃でさえ、リーマン・ショックの一番底でさえ、国際商品先物指数は二〇〇ポイントを割っていないんですよ。二〇〇の上を行っているんですね。
そういたしますと、その直後に、例えばロイター・ジェフリーズCRB指数、これはエネルギーとか食料の穀物価格の指標でございますが、このCRB指数が異常な高騰ぶりを示す、そういった関連性が出てきております。つまり、サブプライムショックによって株式市場が下落をし、そのお金がCRB指数、あるいは穀物、エネルギー市場、そういったところに回っていくということが推測をされるわけでございます。